一部上場企業の営業マンが伝えるマーケティング 【認知的不協和】
皆さん!認知的不協和ってご存知でしょうか?
営業活動や普段生活をする上で知らずしらずに認知的不協和に陥って行動しています。
認知的不協和=人は自分の都合の良い方に解釈するという理論です。
細かく説明すると
今まで信じてきた事や行動してきた事と違う事実を
突きつけられると不快な反応(不協和)を示して
解消しようと行動にでる一連の流れの事です。
なので活用するとしたら
不協和状態に陥るような矛盾を含めたタイトルやキャッチコピー
にすると行動してもらいやすくなります。
また、矛盾の解消を求めている人に対して適切に情報や製品を提供する事で
信頼してもらえる様になります。
例1
タバコを吸っている→体に悪い分かっているが、辞める事ができない。
↓
矛盾が生じる→人は無意識にのその矛盾を解消しようとする
↓
リラックスする効果が得る事が出来るから吸い続ける。→、矛盾の解消
例2
好きなだけ食べても1ヶ月で10キロ痩せられる→食事制限しているのに痩せられない
↓
矛盾が生じる→人は無意識にのその矛盾を解消しようとする
↓
食べても痩せられるダイエットを始めるorダイエットを辞める
(納得する内容であれば好きなだけ食べても1ヶ月で10キロ痩せられる方を選ぶ)
上記の様に一見矛盾している内容や自分が言動している事は勝手に不協和になります。
興味を持ってもらえれば勝手に不協和を引き起こすので
説明している内容が信憑性が高ければ、
あなたが行動して欲しい方へ進んでくれる可能性は高くなります。
更にこの認知的不協和には一貫性の原理というのも影響しています。
一貫性の原理とは
過去の自分の言動に対して、その後も一貫性を持った
行動を取ろうとする心理
一度取った言動は後の言動にも影響を与えるという事です。
これは以前紹介した人を動かすマーケティングでも少し触れているので
記載しておきます。
一度取った言動を変える事は、過去の自分を否定する事になってしまい
無意識のうちに人は抵抗感を覚えます。
これが無料キャンペーンや少額体験などに活かされています。
また、
自分の為に努力した事で最終的に目標に届かなかった時等は
自分にはふさわしくなかった・価値が無いなど
自分を納得させようとします。
人は無意識のうちにたくさんの判断をしています。
その判断を意識の中で言動出来る様になると、
冷静に物事を判断出来ます。
伴って顧客の反応も俯瞰して確認する事も
自分の行動してもらいたい方向へ誘導していける可能性も
高くなります。
是非活用していきましょう!
宜しくどうぞ。