伝える技術 伝える事は技術である
皆さん!自分の思いや考えている事は相手に伝わっていますか?
私も営業職をしているので、自分の考えやこうしたいという思いを
お客さんであったり社内等で伝える機会が多くあります。
年月を重ねる毎に上達している自信がありますが、
上達するという事は伝える事は技術なのです。
才能であれば上達はしません。
なので今回は伝える技術を解説していきます。
伝えるという事にはレシピがあります。
○+○=◎といったかたちです。
今回の記事メリット
・自分の思った通りに相手を誘導する事が出来る
・自分のやりたい事に協力してもらえる可能性が高くなる
・言葉のアイデンティティが上がる
では紹介していきます。
考え方の手順
①願いをそのまま言葉にしない
②相手のメリットを考える
③自分の願いと相手のメリットを一致させる
①願いをそのまま言葉にしない
言葉は小さい頃から使っているので自ら学ぼうと思う機会があまりありません。
しかし、誰も学ばないから勉強する価値があるのです。
何かをして欲しい時にそのまま言葉にしない事が注意点です。
②相手のメリットを考える
相手のメリットを考える事が重要です。習慣化していきましょう。
言葉を発する前に相手のメリットを考えます。
③自分の願いと相手のメリットを一致させる
自分の願いを相手のメリットに紐付ける思考が必要になります。
主に②と③を考えてから相手に伝える事が重要になってきます。
では②と③の考える上でポイントを紹介していきます。
②と③を考える為のポイント
①相手の好きなことを考える
②相手の嫌いな事を避ける
③決断ではなく比較させる
④承認する
⑤共同で行う
①相手の好きなことを考える
デートに行きたいとした際に、相手が野球が好きであれば
野球を見に行こうと誘う方法が、相手の好きなことを考えることです。
②相手の嫌いな事を避ける
舗装したばかりのアスファルトを避けて通ってもらいたい時に
靴にアスファルトが付き、洗ってもとれない可能性があると伝えるだけで
違う道を通る様になります。
③決断ではなく比較させる
YESかNOと決断を人は嫌がります。多くの精神的負担がかかるそうです。
~か~といったORで提示してあげた方が判断しやすいです。
外食にいきませんか?よりも
美味しい焼肉かイタリアンのどっちが行きたいですか?
と聞いた方が反応しやすい気がしませんか。
この状態を作り出すのが、決断ではなく比較させるです。
④承認する
褒めたり、ありがとうと伝えた上でお願いをします。
書類作成をお願いする時などに前回の書類がとても好評だった旨を伝えた上で
違う書類をお願いすると快く引き受けてもらえるのはイメージがつくと思います。
⑤共同で行う
一緒に行うからと言われると相手も断ると悪い事を
した気持ちになるので断られる事は少なくなります。
上記を理解した上で言葉にする際の5つの技術をお伝えします。
①サプライズ
②ギャップ
③身体の反応
④リピート
⑤クライマックス
①サプライズ
~+A
おーい お茶 等が代表例です。
~ + A
お茶と伝える為にお茶の前に一言添える事でより印象深くなります。
②ギャップ
✗A→○A
言いたいこととその逆を言います。
事件は会議室で起きているんではない 現場で起きてるんだ。
✗A → ○A
③身体の反応
身体の反応+A
呼吸をする事を忘れるぐらい 美しい
身体の反応 + A
④リピート
A+A
同じ言葉の繰り返しです。
歌等でよく活用されています。
⑤クライマックス
A
ここだけの話ですが
A
これだけ覚えて帰って下さい。
といった強調する言葉です。
いかがだったでしょうか?
言葉は普段何気なく使っていますが、
毎日使うからこそ、上達すれば自分の意志をより上手く伝える事ができます。
少しの努力と意識で一生のスキルを身に付けましょう。
では宜しくどうぞ。