タノウェイ ~サラリーマンから独立するまでの軌跡~

現状サラリーマンの私が会社を辞め独立していくまでを書き示します。

2020年度 診療報酬改定 1【わかりやすく説明】

皆さん!2020年4月から診療報酬が改定されています。

 

診療報酬は2年に一度改定されており、

時代のニーズと病院の運営に差がでない様に

または国としての方向性を示すためにされております。

 


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なので診療報酬が改定された箇所をみれば日本がどういう現状で

どの方向に向かっていきたいのか理解する事ができます。

 

ここでもまたビジネスチャンスを見出す事ができるかもしれません。

では解説していきます。

 

ざっくり言うと

200床未満は点数が上がり、

200床以上は点数が下がります。

 

床数とは

入院できるベッド数です。

 

点数とは

病院の診療によって得られる点数が決まっています。

その点数が病院の財源になる訳です。

 

なのでお金がある病院はたくさんの点数を稼いでいるという事です。

 

 

・7対1 急性期

 

患者7人に対して1人の看護師が配置されている状態です。

この人手不足の中で7対1で対応するのが非常に難しいですが、

加算がつきます。

加算自体は前からありましたが、

今回は加算ⅠとⅡであまり差がなくなりました。

国としてはⅡに以降していきたいのです。

 

 

加算ⅠとⅡの違い

Ⅰは人数が1人の患者に対して7人の看護師がいれば

良いという条件です。

診療内容は加味されておらず、あくまで患者1人に対してでした。

 

Ⅱは診療の実績に応じて段階的評価へと移行する流れで、

患者1人ではなく診療内容によって7対1と判断する内容になっており

高齢化によって中等度の医療ニーズが増えてきた為の処置になっています。

 

 

・総合入院体制加算・再編統合

再編統合という言葉は診療報酬改定で初めて使われたと思われます。

主に総合入院体制加算は大病院が取れる加算になっており、

メジャーな診療科目を網羅している事が条件になります。

 

他の病院をM&Aやグループ化する事によって、

総合入院体制加算が取れる様になっております。

 

働き方改革や病院の連携強化を狙っての内容となっております。

 

・オンライン診療・へき地医療

こちらも働き方改革にも影響してきますが、

5Gの普及で院内のWIFIはもちろん医師が外出先でも

対応が出来る様な環境整備は必須になると考えられます。

 

 

続きは次回解説していきます。

では宜しくどうぞ

 

次回記事↓

 

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