タノウェイ ~サラリーマンから独立するまでの軌跡~

現状サラリーマンの私が会社を辞め独立していくまでを書き示します。

バブルとは [成り立ちから崩壊まで]

バブルの成り立ちから崩壊まで。

今回はバブルについて簡潔に記載します。



バブル時代を知らない我々は

なぜバブルがうまれて、崩壊したのかをなんとなくしか理解していない人は多いのではないでしょうか?

 

バブルという言葉は今でも良く聞く単語です。

今後の社会でもどういう状態に国がなったらあぶないのかを含めて参考になればと思います。

 

1968年頃から日本はGDP(国内総生産)が世界2位になります。(1位はアメリカ)

当時アメリカと日本で全体の半分を占めていたそうです。

 

日本は円安(円の価値が安い)だった為、

輸出量が増え非常に利益を上げていました。

(日本の車が多く売れ、アメリカの車があまり売れない状況)

 

 

 

それを良く思っていなかったアメリカは行動に出ます。

それがプラザ合意です。

(アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・日本)

内容としてはドル安(ドルの価値が安い)にする事です。

 

 

 

そうする事で日本は円高になり、日本の輸出が少なくなります。(逆にアメリカの輸出は増えていきます)

1ドル=240円→1ドル140円

 

 

 

日本企業はこの事態を受けて工場等が日本にあると売れないので海外に工場を移していきます。

 

 

 

そこで日本は金融政策を行い金利の引き下げを行います。

すると土地の売買が活発になり不動産や株式等の時価資産価格が高騰します。

 

 

 

[土地や株を買って売れば利益が出る

       ↓

出た利益でさらに土地や株を買う]

 

 

このサイクルが生まれた為、日本の経済が一時的に豊かになり土地や株の時価は上がり続けるという錯覚に陥ります。

 

 

 

しかし、日本の経済政策により意図的にバブルを崩壊させます

色んな事を行いましたが、ざっくり言うと

本来の価値よりも高騰し過ぎたものを

従来に戻す為の政策です。 

 

 

 

すると、一気に土地や株が売りにかけられ

価値が一気に下がっていきます。

銀行は土地等を担保にお金を貸していましたので、一気に取り立て始めますが暴落のペースについていかず膨大な損失を葬ります。

 

 

 

会社でも個人でも土地や株の価値が下がっていくのでついていけず、倒産に追い込まれる所も多々ありました。

 

 

 

簡潔にではありますがこれがバブル経済~崩壊までです。 

 

 

これが1986年~1991年の約5年間に起きた出来事です。

 

 

 

今後日本で同じ様な歴史が繰り返されるかわかりませんが、

我々としてはどの時代でも本来の価値を見極める力が必要になっています。

 

 

 

色んな事を学び、物事の尺度を図れる様にしていきましょう。

 

宜しくどうぞ。